先月発売した本
「医者が教えるサウナの教科書」~ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?
購入して読みましたが、とてもわかりやすく、またエビテンスもある良書でした。
医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?
実際のサウナ好きには「わかる~」ということもあり、また「ためになる」こともあり、すらすらと一気に読んでしまいました。
第1章は
なぜサウナで仕事のパフォーマンスがあがるのか
サウナに入った際の体のメカニズムなどが解説されています。
「集中力がアップする」「睡眠の質が上がる」「肩こり・腰痛の改善効果」「美肌効果」など体にもたらす効果を医学的にかつわかりやすく解説されています。
第2章は
最強効果を出す、医学的に正しいサウナの入り方
効果的なサウナの入り方が書かれています。
サウナ室での足の位置や、水風呂の正しく気持ちのいい入り方はとても参考になります。
強く推奨されている入り方として
「サウナ→水風呂→外気浴」
これを3~4セット繰り返すとあります。
サウナと水風呂で交感神経を優位にして、外気浴で一気に副交感神経を優位にして自律神経を整えます。
この入り方は自分も大好で、以前からおこなっていました。
外気浴でリラックスするのがとても気持ちいいです。
このあたりについては、以前に自分のブログに書きましたが、 考え方が合っていてよかったです。
第3章は
ここまでわかったサウナの科学
お医者さんが筆者なだけに、医学的に分析されています。
とは言っても、専門用語を羅列しているわけではなく、とても読みやすいです。
血管の事、心拍数の事、高血圧の事、そして、うつや認知症に対する効果も書かれています。
また、以前にこのブログでも書いたことのある「ヒートショックプロテイン」の効果についてもありました。
第4章は
目的別・こんな時にはこの入り方
- 眠気をとばしたい朝
- 眠りにつきたい夜
- 時差ぼけ
- 徹夜明け
- 仕事前
- 疲労回復
- 美容目的
など、目的別の入り方が書いています。
基本的には同じなのですが、入る順番や時間がそれぞれ違います。
目的に合わせて有効活用しましょう。
第5章は
日常生活へのサウナの取り入れ方
ここでは自分の通いやすいホームサウナを見つけることがいいとあります。
自分も行きつけのサウナがあり、気にっているポイントは、サウナと水風呂の温度が体に優しいことと、外気浴の場所があることです。
外気浴は大切です。
そして、サウナで飲み会の1次会や打ち合わせを行ったり、サウナデートもいいとあります。さすがに自分はそこまではしないですが。
第6章は
サウナドクターに聞くQ&A
- サウナに入ってはいけない人は
- 血圧が高いけどサウナに入りたい
- 基本的なサウナのマナー
- 暑い季節の入り方
- サウナ後のおすすめの食事は
などについて書かれています。
特にお医者さんの観点から、サウナのリスクなども詳しく書かれています。
サウナ愛好家の筆者ですが、やみくもにすすめるだけでなく、このあたりはしっかりと解説しています。
この本にも書かれていますが、サウナは免疫力が高まり、風邪やインフルエンザにかかりにくくなります。
自分もサウナに行くようになってから、風邪をひかなくなりました。
しかし、今は新型コロナで大変な状況です。
いかに高温多湿で感染しにくいとはいっても、密閉された空間でありますし、何より更衣室は感染の危険が大きいです。
今は行くのは控えましょう。
落ち着いたら自身の健康のために、「無理なく気持ちよく」サウナを楽しみ、脳と体をととのえましょう。