脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす、血管内にできる血の塊が「血栓」です。
なぜ血管の中に血栓ができるかと言えば、年齢を重ねて傷つきやすくなるからです。
また、傷つきやすくなった血管に、悪玉コレステロールや中性脂肪が入り込み、動脈硬化が起こります。
それでは、血栓の予防法、対処法を考えていきましょう。
血栓を溶かす物質「t-PA」は血管内でも分泌される
脳梗塞を発症して救急搬送された時などに使われる特効薬「t‐PA」。
脳の血管が詰まってから4時間以内に投与すれば、血栓が効率よく溶解され、ほとんど後遺症なしで治癒することもあります。
※病院で処方され、飲まれている方が多い抗凝固薬(いわゆる血液サラサラ薬)は、血小板の働きを抑えて、血が固まりにくくするもので、血栓を溶かす薬ではありません。
このt-PAは、私たちの血管内でも分泌されています。
t-PAの分泌を高める方法は有酸素運動です。
有酸素運動で体内t-PAをパワーアップ
体内のt-PAは30分程度の有酸素運動でパワーアップすることができます。
運動は継続することが大切です。
軽いウオーキングで程度で構いませんので、無理なく自分に合った運動を続けましょう。
ご存じの通り、運動習慣はコレステロール値や中性脂肪も下がり、動脈硬化の予防になります。
楽しみながら運動習慣を身につけましょう。
血栓を溶かす食品
血栓を予防する食品の筆頭はずばり青魚です。
青魚には、血液サラサラに効果のあるDHAやEPAが大量に含まれています。
血栓を予防する旬な魚は
春・・・あじ、さわら
夏・・・あゆ、うなぎ
秋・・・さば、いわし、さんま、ほっけ
冬・・・鯛、まぐろ、ひらめ
などです。
魚以外では、玉ねぎ、緑茶、ココア、納豆、梅干しなどがいいといわれています。
そして、何といっても血栓を溶かす成分として知られているのがミミズ食品です。
HLPミミズ乾燥粉末配合のサプリメント「清巡」
HLP(ミミズ乾燥粉末)は有害物質を含まない土壌で飼育され、滅菌処理し、粉末化したもので、血栓を溶かす酵素があることが知られています。
HLPが最大量50mg配合されており、そのうえ、動脈の弾力性を保持する作用、血小板が固まるのを抑制する作用、高脂血症の改善作用のあるDHA&EPAを配合しています。
そして、静脈の血流の滞りによる足のむくみ、静脈瘤、だるさ、痛み、かゆみ等を改善する西洋ハーブ「赤ブドウ葉」も配合されています。
血栓を溶かす・予防するには、やはり食事(サプリメントも含む)と運動です。
生活に運動習慣を取り入れ、血液循環にいい食事や健康補助食品を積極的に取り入れて、病気や生活習慣病を予防・改善させていきましょう。