鹿児島では昔から愛されていた白紅(しろべに)
家庭に一本は常備されていました。
筋肉痛や関節痛などに用いる外用の鎮痛剤ですが、使い方が豊富で風邪や疲労回復、痒み止めなどにも使用されています。
アロマ効果もありますよ(かなり独特な匂いですが)
鹿児島出身の方は、この匂いを嗅いで懐かしむ方も多いです。
白紅(しろべに)の歴史
鹿児島の丸一製薬株式会社が製造・販売していて、明治時代の創業から、変わらぬ製法で作り続けられています。
鹿児島以外の方には馴染みがないと思いますが、最近は富山の薬屋さんも積極的に販売しており、全国にも広がりつつあります。
第3類医薬品で、最近は使いやすいヨコヨコタイプが出ており、薩摩のバンテリンと自分は呼んでいます。
鹿児島土産にオススメです!
白紅(しろべに)の効能・効果
本常盤白紅と強力常盤白紅の2種類があります。
この2種類の違いは成分にあります。
本常盤白紅は(100ml中)
日本薬局方薄荷油 1%
日本薬局方トウガラシチンキ 1,5%
樟脳精 85%
紅花水 12,5%
強力常盤白紅は(100ml中)
日本薬局方チモール 2%
日本薬局方トウガラシチンキ 5%
日本薬局方サルチル酸メチール 3%
日本薬局方 L –メントール 2%
樟脳精 83%
紅花水 5%
というような感じです。
強力常盤白紅のほうが配合成分が多いです。
本常盤白紅は配合成分が少ない分、紅花水の占める割合が多いです。
白紅独特の匂いを感じたい方は本常盤のほうがいいかもしれません。
【第3類医薬品】本常盤白紅(ほんときわしろべに)よかよか【お歳暮】【鹿児島の土産】【ギフト】【使用期限:2022年1月】
白紅を味わいつつ、バンテリン、エアーサロンパスなどに近い効果も欲しい方は強力がいいでしょう。
【第3類医薬品】 強力常盤白紅(きょうりょくときわしろべに) よかよか【お歳暮】【鹿児島の土産】【ギフト】【使用期限:2022年1月】
どちらにしても特徴は樟脳精と紅花水とトウガラシチンキが配合されていることです。
インドメタシンなどの強い消炎鎮痛成分が入っていないので、毎日のケアに安全に使えます。
寝る前にスッキリ白紅セルフケア
首、肩のこり、ひざ、腰の痛みなどにたっぷりと塗ってあげます。
そして、白紅の使い方の特徴として、お風呂上がりや寝る前になどに、足の裏やふくらはぎに塗ってあげると気持ちよくてよく眠れます。
癒し効果抜群の消炎鎮痛剤です。
また、自分がオススメの使い方なのが、頭のてっぺん「百会」というツボに塗る事です。
頭の疲れがスッキリします。
百会はよく使われるツボで、ストレスにもとてもいいです。
特にこれからの季節は清涼感があり、スッキリです。
頭に塗る時は、清涼感を求めるなら「強力常盤白紅」を、独特のアロマ効果を楽しみたいなら「本常盤白紅」を使うといいです。
どちらも気持ちよくスッキリします。
インドメタシンなどの強い消炎鎮痛成分が入っておらず、毎日使える鹿児島の伝統薬白紅(しろべに)、とても重宝しています。