腰痛に悩まされている方は非常に多いです。
自分もその中の一人でありますが……。
パソコンなどで長時間イスに座っていて立ち上がる時、寝返りをする時、前かがみの姿勢で仕事をする時、長時間立ちっぱなしの時などつらい慢性の腰痛。
セルフケアとして、ストレッチや温熱療法など色々とありますが、今日は自分が実践している、ツボと筋肉はがしのセルフケアについて書きます。
腰痛もぎっくり腰や坐骨神経痛などなど色々ありますが、今回は一般的な慢性腰痛のセルフケアを紹介します。
ぎっくり腰などはまた次の機会に書きたいと思います。
お灸での腰痛のセルフケア
腰腿点
腰痛の治療やセルフケアでよく使われるツボに腰腿点というツボがあります。
写真の赤い印のところ。
人差し指と中指の間の真ん中あたりと、薬指と小指の間の真ん中あたりです。
このあたりを指で気持ちがいいくらいの力でツボ押しをしてもいいですし、エレキバンのような磁気やシールに鍼が付いた円皮鍼などをここに貼ってもいいです。
自分はここによくお灸をします。
熱刺激が程よく浸透してとても気持ちがいいです。
お灸をしたまま(貼りものを貼ったままでもいいです)前屈をしてみると、何もしない時よりもスムーズに曲がるようになります。
試しにやってみてください。
腰腿点は手にあるツボなので、腰が痛いときでもとても使いやすいのでおすすめです。
崑崙
足の外くるぶしとアキレス腱の間に崑崙というツボがあります。
ここも腰痛には重要なツボなのでセルフケアで使います。
ここはツボ押しよりもお灸がおすすめです。
アキレス腱を始め、腰痛に関係のある筋肉が通る場所であり、じんわりと熱が入るまでお灸をすれば腰が楽になってきます。
冷え性の方にもいいです。
はがしによる腰痛のセルフケア
「はがし」は骨と筋肉の間、筋肉と筋肉の溝など癒着している部分を指などではがし、しごくことです。
これまであまり注目されていなかったやり方ですが、とても効果が高く、セルフケアに応用出来ます。
慢性腰痛は太ももの内側がとても重要です。
筋肉と筋肉の境目、骨と筋肉の間を親指を2本そえてはがします。
ここはとても大きい筋肉なので、指でやるのが大変な時は肘を使ってもいいです。
このような感じ
腕だけで押そうとすると力が入らないので、体重をうまく乗せてあげればいいです。
「痛気持ちいい」ところまでやるとスッキリします。
ポイントは
- 筋肉の溝に指、肘を入れる
- 体重をうまく乗せる
- 痛気持ちいいところまでやる
こんな感じでやるといいです。
慢性腰痛のセルフケアは他にも
スネの骨際の内側
足の内側アーチの骨際
などをよく使います。
足の場合、腰痛のセルフケアに共通するのが内側、骨際です。
自分は特に疲れが溜まった時など、腰痛が起こりそうになる前に、このようなケアをしていますので、最近は大事には至っていません。
よかったらやってみてください。